二月と言えば・・・
私がしたくて仕方なくなること。
そう、味噌づくり。
初めて作ったのが二月だったので、私の中では味噌は二月に作るものとインプットされています。
なので、今年も仕込みましたよ。
材料はたったの3つです。
作り方もいたってシンプルですので、今年はチャレンジしてみませんか。
準備するもの
※出来上がりは、3.4~3.6㎏くらいです。
大豆 800g
米麹 1.3㎏
塩 400g(天日塩440g)
大豆のゆで汁 200ccくらい
(写真には無いです)

樽 1個
漬け物用ビニール袋 1枚
重石を作る用のビニール袋 2枚
(写真には写ってません)

作り方
① 大豆を洗って、一晩水に漬けておく。
② たっぷりの湯を沸かして、大豆をゆでる。
アクを取りながら、指でつぶせるくらいまで茹でます。
※私は今回6時間弱茹でました。

③ 茹で上がった大豆をざるに取り、冷めたら漬け物用のビニール袋に入れてつぶします。後で使うので、ゆで汁捨てないでくださいね。

写真は、20分くらいつぶしたところの様子です。
あまり大きな粒が残らない程度には、頑張ってつぶしましょう!
④ 大きめの容器に、米麹と塩を入れてよく混ぜ合わせる。
漬けこむ樽とは別に、なるべく大きめの容器があると良いのですが、このためだけに買うのもどうかと思い、私は正月にお餅を入れる用のタッパーを使っています。

⑤ ④の中に③のつぶした大豆を入れてよ~く混ぜる。

ここで、大豆のゆで汁を入れながら耳たぶくらいの硬さになるように混ぜます。
最初の分量で200㏄と書いていますが、様子を見ながら少しずつ加えてくださいね。
耳たぶの硬さって?ですが、いつも使っている味噌より少し固めくらいでいいかと思います。

⑥ 混ざったら丸めて握りこぶしくらいの味噌玉を作る。
こうやって見ると、私は割と大きな粒が残ってますね(笑)。
まあ、細かいことは気にしなくても大丈夫!
あと少しで完成ですよ。

⑦ 用意した樽に、空気を抜くように押さえながら入れていく。
※樽のへりに叩きつけるように入れていくと聞いたことがある方もいるかもしれませんが、そんなことをしなくても大丈夫です。優しく入れてあげてください。

⑧ 入れ終わったら、表面をなるべく平らにならして、ラップで表面を覆う。
凸凹して空気が入っていると、カビが生えやすくなりますので、出来るだけピッタリ覆ってくださいね。

⑨ 水を入れたビニール袋で重石を作って表面が、空気に触れるのを防ぎましょう。
もしもに備えて、ビニール袋は二重にしておきます。
※これは、重さが必要なわけではなく、ただ表面が空気に触れるのを防ぐためなので、ビニールが表面を覆う程度の水が入って入れば大丈夫です。

これで、完成です!
後は、麹が頑張ってくれます。
夏を越えたら、しっかり発酵も進んで食べごろです。
梅雨時期などには、縁のあたりにカビが生えやすいので、時々様子を見てカビを見つけたら、すぐに取り除いてあげましょう。
最後に
つぶすの結構大変だった・・・
今、味噌無いんだけど・・・
すぐに食べられないんだ・・・
初めて作った時にはそんなことも思いました。
でも時々様子を見てあげながら、味噌を育てていくという感覚が、私はとても楽しです。
なので、また今年も作ろう!って思えています。
材料もいたってシンプル。
そしてちょっと残った大豆のつぶ感も、失敗ではなくこんな味噌もありだよねって、とってもいとおしいのです。
お店に行けば、いろんな種類のモノがたくさんあるのだけれど、自分にしか作れないものを作ってみるのもいいんじゃないかなと思います。。
では、最後に私が愛用している米麹をご紹介しておきますね。

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ちなみに、私の味噌の作り方はこのまるみ麹本店さんで習ったものです。
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それではまた。